寛永9年(1632)に細川家転封に際し、豊前より移った牝小路源七と葛城八左衛門が小岱山麓に登り窯を開いたのが始まりといわれています。
肥後藩の御用窯として茶道の道具などが焼かれたほか、生活雑器も多く作られました。
小代焼は、味わい深い地釉に流し掛けの上釉がかかる、素朴で力強い作風に特徴があります。
鉄分を多く含み小石粒が多い小代粘土に藁灰・木灰・長石などを釉薬として用い、陶器としては高温で焼成されます。
釉薬の調合割合、焼成温度の変化等により、青小代、黄小代、白小代と呼ばれます。
各窯元では定期的に窯開きや展示会を開催しています。
焼きあがった新しい作品たちがならべられ、お気に入りのうつわを求める、たくさんのお客様で賑わいます。
小岱工芸館では陶芸体験もおこなわれており、自らの手で小代焼づくりにふれることもできます。
荒尾市内の小代焼 窯元
小代焼
ふもと窯
住所: 荒尾市府本字古畑1728-1
TEL: 0968-68-0456
小岱焼
しろ平窯
住所: 荒尾市大島25-3
TEL: 0968-62-0538
小岱焼
末安窯
住所: 荒尾市府本1712-2
TEL: 0968-68-0058
小代焼
太郎窯
住所: 荒尾市平山2560-17
TEL: 0968-68-4817
小代焼
中平窯
住所: 荒尾市樺1192
TEL: 0968-68-7326
小代
瑞穂窯
住所: 荒尾市平山914
TEL: 0968-66-2380
小代本谷
ちひろ窯
住所: 荒尾市川登2131-74
TEL: 0968-68-6459